作成マニュアルは、ここからダウンロードできます。

☆全体のルールについて

1 全12分。10分で一度ベル。12分を過ぎると、途中であっても終了してください。
2 服装は、スーツもしくは、それに準ずる服装であることが望ましいです。
3 治療回数は、少なくとも3回は続けて治療した記録を原稿にしてください。
4 発表が終わりましたら、司会の先生に原稿を提出してお帰り下さい。返却はいたしませんので、必要な方はコピーを提出してください。
5 優良原稿はメリディアンに掲載させていただくことがありますので、発表原稿と提出原稿は同じものでお願いします。
6 初めての治験発表で、どうしても患者を治療することができなかった場合は、「東洋はりに入会して」、という演題でも結構です。
7 作成した原稿をパソコンのデータとしてお持ちの方は必ず まで送信ください。
8 原稿は、できるだけ脉の変化具合を記録してください。
本治法する前、した後、全体の治療後など。
一本一本の鍼で、脉が変わったのか、変わらなかったのか、どう変わったのか、を注意深く観察することが上達の秘訣です。
9 いかに丁寧な治療、丁寧な脉診、丁寧な観察をしているかを、みせていただきます。


☆本文について


1 形式
東洋はり医学会の発表形式であること。(メリディアン、経絡鍼療参考)
望聞問切に沿って、分かりやすく表現していること。
治療回数が多く、12分に収まらない場合は同じような治療をしている回は、省略しても結構ですが、その間も、おおまかな脉状の推移は記載ください。
発表年月日、所属、名前を忘れずに記入してください。

2 発表スピード
聞いている人が、その治療を頭の中で思い描ける速度が好ましいです。
これは実際に自分が臨床を始めた時、患者さんに分かりやすい説明ができるかどうかの練習になります。
ゆっくり、丁寧、的確に。
声の強さ弱さ、アクセントで聞き取り易さがかなり変わります。
熱意が言葉で伝わると次の来院に繋がります。
治験発表は、臨床話法向上の訓練を兼ねています。

3 推定文字数
約4,000文字。
ワードソフトでA4用紙で一行40文字の36行の形式なら、3枚に相当します。

参考図書(投稿者敬称略)

メリディアン37号p8 「経絡腹診と奇経腹診」宮脇和登
メリディアン37号p44 「治験発表は経絡治療家への登竜門」宮脇和登
メリディアン34号p12 「陽経の邪の処理について」小河勝美
メリディアン32号p45 「失敗から学んだこと」弓田潔明
メリディアン31号p12 「補的姿勢イメージ」北村昌彦
メリディアン30号p29 「4年間を振り返って そしてこれからの私」高尾周吾
メリディアン27号p13 「証決定における奇経腹診の応用」宮脇和登
蓬松19号p22 「なぜやめないのか」松野光次
蓬松18号p2  「診脉、整脉、検脉力3」小里勝之
蓬松17号p2  「診脉、整脉、検脉力2」小里勝之
蓬松16号p2  「診脉、整脉、検脉力1」小里勝之

研究部研究発表 メリディアン37号p32 「目的の深さの捉え方」
メリディアン33号p28 「基本刺鍼の再検討」
メリディアン31号p32 「補法の際の抜鍼タイミング」
メリディアン29号p44 「補法の際の抵抗の捉え方から抜鍼タイミング」
メリディアン27号p34 「補法の際の抵抗の捉え方」
メリディアン25号p5  「良い脉と悪い脉の判定(4)」
メリディアン24号p ?  「良い脉と悪い脉の判定(3)」
メリディアン23号p54 「良い脉と悪い脉の判定(2)」
メリディアン22号p16 「良い脉と悪い脉の判定(1)」

「経絡治療臨床講座」     難経の臨床考察 福島弘道
「私の治療室から」    小里勝之
「経絡治療学原論下巻臨床考察 治療編」  柳下登志夫
「経絡治療実践講座第一集」 東洋はり医学会
「二十周年記念論文集」   東洋はり医学会
「鍼専門家への道」     東洋はり医学会
「よくわかる奇経治療」   宮脇和登
「臨床こぼれ話1~3」    宮脇和登